今日はショクダイオオコンニャクの土の入れ替えをしました
2月に葉の茎が倒れた(H22.2.22ブログ参照)イモに新しい芽が育ってきたので,古い土を半分新しい土に入れ替えました
今日行った作業をご紹介
まず,イモや芽を傷付けないように丁寧に土を取り除きます
芽やイモのサイズもしっかり計測します
イモの幅は横が約60cm。ちなみに青の輪は直径55cmです。
おッ 以前土の入れ替えをした時よりイモが大きくなっているみたい
芽の高さは17cm…
去年植え替えた別の株の芽(葉芽でした)に比べ,今回この株の芽はちょっと丸いかなぁ~
もしかして…
もしかして…
もしかして…
花芽
期待が高まりますね
赤玉土や腐葉土を混ぜ合わせ,イモの周りに入れました
花芽?は土の中へ…
最後にたっぷりお水をあげました
しばらくの間は芽を見ることができません
でも,この時期温度が高いので7月上中旬にはまた芽にお会いできるかも
花芽であれば,8~9月頃に花が咲くかもね と皆が言っていました
花芽であることを祈りつつ…
芽の様子に変化があり次第,随時こちらで報告しますね
最近、暖かい日が続いていますね
実は、今、珍しい花が開花しています!
エントランスからまっすぐ、ジャングル花の谷へ進んでいくと、
どこからともなく、不思議な臭いがしてきます
こんにゃくの花です!
こんにゃくの花は、ハエが好むような臭いを放ち、
ハエを寄せ付けて、おしべとめしべを受粉させています
人間には苦手な臭いでも、
こんにゃくにとっては生きていくために必要な臭いなんですね
こんにゃくの花は、めったに咲かないそうで、
こちらの株は、前回開花した2007年以来、3年ぶりの開花です
こんにゃく農家では、花が咲いてしまうと栄養が取られてしまうため、
花が咲きそうになったらすぐに摘み取るんだそうです
こんなに、のびのび咲いているのは、
フラワーパークならではです
やっぱり、こんにゃくと言うだけあって、
温室で2008年7月に開花した、
ショクダイオオコンニャクの花に似ていますね
こんにゃくの花は、ジャングル花の谷でご覧いただけます!
ぜひ、独特の臭いを嗅ぎにお越しください
2株あるうちの1株が枯れこんできて、本日根元からくったりと倒れてしまいました
これは一昨年に花を咲かせた方の株で、立派に葉を茂らせていたものです(ショクダイオオコンニャクのカテゴリ内、2009年5月31日以前の記事をご参照ください)
折れた部分です。近付いて見てみると、なんだか恐竜の肌のよう…指で押してみると柔らかく、中に水分が多分に含まれているようです。
折れた部分が道をふさいでいるので上部だけカットしました
こちらは断面図。中は空洞になっていて、臭いはほとんどありません。周りの白い部分は食パンのようにもちもちしています。食べたら美味しかったりして…?
ただ枯れたのではなく、茎の栄養分は地下の”イモ”に蓄えられていて、次に芽を出す為の準備をしています
2~7ヶ月ほど休眠したあと、また新たな芽が出てくる見込みです
その芽がもし花芽だったら、日本で初の同一株2回目の開花になります。乞うご期待
不定期に様子をお知らせしているショクダイオオコンニャク…
育ってきた芽が果たして葉芽なのか、はたまた花芽なのか。
確率は葉芽の可能性が圧倒的に高く、それでも、花芽にならないかな~
…と期待をしていました。
はたしてその後、どうなったのか
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葉芽でした!
うう~ん…や、やっぱり…
日に日に大きく成長しています
このまま葉が開き始め、ぐんぐん伸びて、やがては4mくらいになる予定です。
ショクダイオオコンニャクはこうして、種から発芽し大きくなって枯れ…またその種から発芽して、というサイクルを繰り返します。
その詳しい説明や、昨年開花した花の様子なども一緒に紹介していますので、今の成長ぶりとあわせてぜひ見に来てくださいね
さてさて、今日は待ちに待ったクリスマス本番ですね
連日たくさんの方にご来場いただいています。ありがとうございます
本日のステージイベントではハンドベル演奏が行われます(19:00~/20:00~)
聖なる夜に素敵なメロディに耳を傾けると、きっとサンタさんがあなたの元に…