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今、職員の間で最も「??」なもの…。それは…
これです
なんでしょうこのカキの実はこんなの見たことなぁ~い
先端に近い大きい方は甘柿で、小さい方は渋柿になります。
こんなことって…あるんでしょうか?同じ枝に違う種類の実がなるとは
実はこのカキ…園内で実ったものではありません
お客様が自宅の庭で実ったものを持ってきてくださったものなんです。
植えたのではなく、自然に育ったカキだそうです。自然と大きく育った木に、こんな不思議な実を発見したらビックリですよね。
せっかく持ってきてくださったのですが、当園職員も「?」だらけで首を傾げるばかりです
一体何が理由でこんな実の生り方をしたのか?正式な品種なのか?名前があるのか…??
う~~ん……知りたい
という訳で、『知ってるよ!』『見たことあるよ!』という情報、是非お待ちしております~
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調べていく中、判ったことなどを追記します
この甘柿、渋柿はそれぞれ「不完全甘柿」「不完全渋柿」と呼ばれます。
普通、カキは雌と雄の木があり、受粉を行って雌の木に実をつけます。
その場合…実るのは甘柿だけか渋柿だけになるはずなので、混在しているものは「不完全」ということになるようです
渋柿を切って中を見てみると、種が一つもありませんでした
種がたくさん入っているものほど大きく実り、甘くなるようです
どうして「不完全」になったか、その原因はまだ調べ中です
また何か判明しましたら報告したいと思います
本日は,海を越えてやってくる謎の多い渡りの蝶“アサギマダラ”の観察とマーキング会が行われました
最初,職員がマーキングについての説明をします
マーキングとは・・・
移動性のある生物に標識(印・マーク)をつけて放すこと
チョウは小さいので,飛翔に影響がないように油性ペンで羽に印を書いたり,小さなシールをつけたりします。
当園のマーキングで記す内容は,日付・場所(ちなみにフラワーパークかごしまは“FPK”です)・マークした人のイニシャル・固体番号です
チョウに負担をかけないように気を付けてマーキングしていきます
マーキングをし,マークされた固体が再捕獲されることによって,移動の方向・移動した距離・移動にかかった時間・寿命などさまざまな情報が得られ,その生物の生態の解明に大きく役立つようです
マーキング中に既にマークのついたチョウを発見
どこでマークされたチョウなのか調べなくてはいけませんね
マーキングをすることによってこれまでに分かったことは,春と秋に大移動をすること
だから,当園ではこの季節に合わせてマーキング会を実施しているんですね
あとは,渡りのコースがあるらしいこと。
しかし,アサギマダラはどうやって海を渡るのか?なぜ移動するのか?など分からないことばかりです
ですので,もっとたくさんの人がマーキング調査に参加することが望まれています
本日,チョウの森でマーキングしたアサギマダラは23頭
今日のマーキングがアサギマダラの謎を解く一つのきっかけになったかも
マーキング会への参加ありがとうございました