アサギマダラの観察とマーキング会
本日は,海を越えてやってくる謎の多い渡りの蝶“アサギマダラ”の観察とマーキング会が行われました
最初,職員がマーキングについての説明をします
マーキングとは・・・
移動性のある生物に標識(印・マーク)をつけて放すこと
チョウは小さいので,飛翔に影響がないように油性ペンで羽に印を書いたり,小さなシールをつけたりします。
当園のマーキングで記す内容は,日付・場所(ちなみにフラワーパークかごしまは“FPK”です)・マークした人のイニシャル・固体番号です
チョウに負担をかけないように気を付けてマーキングしていきます
マーキングをし,マークされた固体が再捕獲されることによって,移動の方向・移動した距離・移動にかかった時間・寿命などさまざまな情報が得られ,その生物の生態の解明に大きく役立つようです
マーキング中に既にマークのついたチョウを発見
どこでマークされたチョウなのか調べなくてはいけませんね
マーキングをすることによってこれまでに分かったことは,春と秋に大移動をすること
だから,当園ではこの季節に合わせてマーキング会を実施しているんですね
あとは,渡りのコースがあるらしいこと。
しかし,アサギマダラはどうやって海を渡るのか?なぜ移動するのか?など分からないことばかりです
ですので,もっとたくさんの人がマーキング調査に参加することが望まれています
本日,チョウの森でマーキングしたアサギマダラは23頭
今日のマーキングがアサギマダラの謎を解く一つのきっかけになったかも
マーキング会への参加ありがとうございました
再捕獲ありがとうございました!うれしいお知らせをいただき、私もここにたどり着きました。
投稿: エム | 2009年11月10日 (火) 12:08
エムさんへ。
お返事が遅くなって,すみませんでした。
こちらまで閲覧して頂き,更にコメントまでありがとうございます。
お近くへお越しの際には,ぜひお立ち寄りくださいませ。心よりお待ち申し上げます。
投稿: FP職員 | 2009年11月23日 (月) 17:07